社労士(社会保険労務士)試験の受験を考えるとき、真っ先に気になるのが「合格率はどのくらいなのか」「自分にも受かる可能性はあるのか」という点ではないでしょうか。
社労士試験は例年の合格率が6〜7%前後で推移しており、国家資格の中でも難関の部類に入ります。しかし、数字だけを見て「自分には無理だ」と諦めてしまうのはもったいない話です。合格率の裏にある実態を正しく理解すれば、合格への道筋が見えてきます。
この記事では、社労士試験の合格率の推移や難易度を他の資格と比較しながら詳しく解説します。なぜ合格率が低いのか、その理由と対策についても掘り下げていますので、受験を検討中の方はぜひ最後までお読みください。

🐹 ナビ助のイチオシ
スキマ時間でスマホ学習

- ✅ アプリで完結!スキマ時間に学習
- ✅ 業界最安クラスの受講料
- ✅ AI問題復習機能で効率的に記憶定着
- ✅ 30以上の資格に対応
※35,000人以上が続々合格!
メアドだけで今すぐ試せます
⭐おすすめ記事
資格ナビLabへようこそ!いつもお勉強お疲れさまです。頑張るあなたへのご褒美として、学習環境を見直してみませんか?

資格勉強がはかどるおすすめグッズ15選|目の疲れ・肩こり・集中力対策
ブルーライトカットメガネ・ホットアイマスク・学習タイマーなど厳選紹介
社労士試験の合格率推移
まずは、近年の社労士試験の合格率推移を確認しましょう。
| 実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 直近1年前 | 約37,000人 | 約2,700人 | 約7.3% |
| 直近2年前 | 約40,000人 | 約2,100人 | 約5.3% |
| 直近3年前 | 約41,000人 | 約2,100人 | 約5.3% |
| 直近4年前 | 約37,000人 | 約2,900人 | 約7.9% |
| 直近5年前 | 約34,000人 | 約2,200人 | 約6.4% |
合格率は年によって5%台から8%近くまで変動していますが、おおむね6〜7%前後で推移していることがわかります。受験者数は3万人台後半〜4万人程度で安定しており、毎年多くの方がチャレンジしている人気資格です。
最新の試験情報は全国社会保険労務士会連合会 試験センターで確認できます。
合格率の年ごとの変動は、主に「足切り基準の変動」と「問題の難易度」によるものです。試験そのものの制度が大きく変わったわけではありません。
社労士試験が難しいと言われる5つの理由
合格率6〜7%という数字の裏には、明確な理由があります。以下の5つのポイントを理解しておくことで、適切な対策が立てられます。
1. 出題範囲が膨大
社労士試験は労働法と社会保険法の合計10科目から出題されます。労働基準法、労働安全衛生法、労災保険法、雇用保険法、労働保険徴収法、健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法、労務管理その他労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識と、カバーすべき範囲は非常に広いです。
1科目あたりの学習量も決して少なくなく、全体を網羅的に学ぶには相当の時間と根気が必要です。
2. 足切り制度の存在
社労士試験最大の特徴とも言えるのが、各科目に足切り点が設定されていることです。総得点が合格基準を超えていても、1科目でも足切り点に届かなければ不合格になります。
これは「得意科目で点を稼いで苦手科目をカバーする」という戦略が通用しないことを意味します。すべての科目で一定以上の得点を取る必要があるため、苦手科目を放置できません。
3. 法改正への対応が必要
労働関連法規や社会保険制度は毎年のように改正が行われます。直近の法改正は試験に出題されやすい傾向があるため、常に最新の情報をキャッチアップし続ける必要があります。
4. 選択式の難易度が高い
選択式は5つの空欄に当てはまる語句を20の選択肢から選ぶ形式ですが、紛らわしい選択肢が多く、正確な知識が要求されます。1科目5点満点で足切り点は原則3点のため、2問間違えるだけで足切りにかかるリスクがあります。
5. 一般常識科目の対策が難しい
「労務管理その他労働に関する一般常識」と「社会保険に関する一般常識」は、出題範囲が明確に定まっておらず、白書や統計資料からの出題もあるため、対策が非常に難しい科目です。この科目の足切りで泣く受験生が毎年多く出ます。

他の資格と難易度を比較
社労士試験の難易度を他の国家資格と比較してみましょう。あくまで一般的な目安ですが、受験を検討する際の参考になります。
行政書士と比較
行政書士試験の合格率は例年10〜15%程度で、社労士よりもやや高い水準です。ただし、試験の性質が異なるため単純比較は困難です。行政書士は法律の理解力が問われるのに対し、社労士は膨大な制度知識の正確な記憶が求められます。
必要な勉強時間は、行政書士が600〜800時間、社労士が800〜1,000時間と言われており、社労士のほうがやや多い傾向です。
宅建士と比較
宅建士の合格率は15〜17%程度で、社労士よりも大幅に高いです。必要な勉強時間も300〜400時間程度とされており、社労士のほうが明確に難易度が高いと言えます。
税理士・司法書士と比較
税理士試験(科目合格制)や司法書士試験(合格率4〜5%)は、社労士よりもさらに難易度が高いとされています。社労士は「超難関」の一歩手前に位置する資格と考えるのが妥当でしょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)と比較
FP2級の合格率は40〜60%程度で、社労士とは大きな開きがあります。FPは入門資格として位置づけられることが多く、社労士とは難易度のカテゴリーが異なります。
社労士は「難関」ですが「超難関」ではありません。正しい方法で十分な時間を投入すれば、働きながらでも合格できる資格です。必要以上に恐れることはありません。
社労士の独学勉強法について詳しくは以下の記事で解説しています。

合格率が低くても合格できる人の特徴
毎年2,000人以上が合格している事実を忘れてはいけません。合格者に共通する特徴を見ていきましょう。
学習計画を立てて実行できる人
社労士試験は長期戦です。試験までの学習スケジュールを逆算して立て、それを着実に実行できる人は合格に近い位置にいます。
苦手科目から逃げない人
足切り制度がある以上、苦手科目を放置するのは致命的です。得意科目を伸ばすよりも、苦手科目を底上げするほうが合格戦略としては有効です。
過去問を徹底的にやり込む人
社労士試験は過去問からの出題や類似問題が多い試験です。過去10年分の問題を最低3回は解くことで、出題パターンが見えてきます。
法改正情報をしっかりフォローする人
最新の法改正はほぼ確実に出題されます。テキストの追補や専門サイトで法改正情報を常にチェックしている人は、それだけで数点の上積みが期待できます。
模擬試験を活用する人
本番と同じ時間配分で模擬試験を受けることで、試験当日の「焦り」を軽減できます。大手予備校の模擬試験は問題の質が高く、本番さながらの練習になります。

⭐おすすめ記事
資格勉強の効率を上げるには、学習環境を整えることも大切です。目の疲れ対策から集中力アップまで、おすすめグッズをまとめました。

資格勉強がはかどるおすすめグッズ15選|目の疲れ・肩こり・集中力対策
ブルーライトカットメガネ・ホットアイマスク・学習タイマーなど厳選紹介
社労士試験の合格基準の仕組み
社労士試験の合格基準は、毎年試験後に発表されます。その仕組みを理解しておくことで、学習の力配分を考えるヒントになります。
選択式の合格基準
選択式は8科目(各5点)の合計40点満点です。総得点の合格基準は例年24〜28点程度、各科目の足切り基準は原則3点です。ただし、平均点が著しく低い科目については、足切り基準が2点に引き下げられる「救済措置」が発動することがあります。
択一式の合格基準
択一式は7科目(各10点)の合計70点満点です。総得点の合格基準は例年44〜49点程度、各科目の足切り基準は原則4点です。こちらも選択式同様に救済措置が適用されることがあります。
救済措置の実態
救済措置は毎年必ず発動するわけではなく、科目の平均点に応じて判断されます。「救済を期待する」のは危険な戦略ですが、結果的に救済で合格する受験生が毎年一定数いるのも事実です。
合格基準の詳細は毎年試験センター公式サイトで発表されます。
「救済措置があるから大丈夫」という考えは非常に危険です。あくまで全科目で足切り基準を余裕でクリアすることを目標に学習を進めてください。
社労士試験の受験者データから見える傾向
社労士試験の受験者層を分析すると、いくつかの興味深い傾向が見えてきます。
受験者の年齢層
社労士試験の受験者は30代〜40代が中心です。仕事をしながら受験する社会人が大半を占めており、学習時間の確保が大きな課題となっています。
合格までの受験回数
一発合格は全体の少数派で、多くの合格者は2〜3回の受験を経て合格しています。初回受験で不合格になっても、決して諦める必要はありません。むしろ、1回目の受験で試験の全体像を掴み、2回目で合格するというのは王道パターンです。
合格者の学習時間
合格者の平均学習時間は800〜1,000時間と言われています。1日2〜3時間の学習を約1年間継続する計算です。ただし、すでに法律の基礎知識がある方や、関連業務の経験者はこれより短い時間で合格するケースもあります。

社労士の参考書について詳しくは以下の記事で解説しています。

社労士の合格率と難易度に関するQ&A
Q1. 社労士試験の合格率が低い最大の理由は何ですか?
最大の理由は「足切り制度」です。総得点が合格ラインを超えていても、1科目でも足切り点に達しなければ不合格になります。この制度により、実力はあるのに不合格になる受験生が毎年多く出ています。全科目をバランスよく学習することが必要不可欠です。
Q2. 社労士は独学でも合格できますか?
独学での合格は可能ですが、難易度は高いです。合格者全体に占める独学者の割合は多くありません。特に初学者の場合は、通信講座や予備校の活用を検討することをおすすめします。独学で挑戦する場合は、過去問を徹底的にやり込み、法改正情報も自力で収集する必要があります。
Q3. 社労士と行政書士のダブルライセンスは有効ですか?
非常に有効です。社労士は労務・社会保険の専門家、行政書士は許認可申請の専門家であり、業務領域が補完的です。両方の資格を持つことで、企業の人事・労務・法務を一手に引き受けられるようになり、独立開業時のアドバンテージが大きくなります。
Q4. 合格率が上がる年と下がる年の違いは何ですか?
主に問題の難易度と足切り基準の設定によって変動します。問題が易しい年は合格率が上がりやすく、難しい年は下がります。また、救済措置の発動状況も合格率に影響します。なお、試験主催者が意図的に合格率をコントロールしているかどうかは公式には明らかにされていません。
Q5. 社労士資格を取得した後の年収はどのくらいですか?
社労士の年収は働き方によって大きく異なります。企業に勤務する場合は年収500〜700万円程度、独立開業の場合は個人差が大きく年収300万〜1,000万円以上と幅があります。顧問契約を安定して獲得できるかどうかが、独立後の収入を左右する大きな要因です。
Q6. 受験資格はありますか?
はい、社労士試験には受験資格が設けられています。主な受験資格は「大学・短大・高専を卒業していること」「行政書士試験に合格していること」「実務経験3年以上」などです。詳しくは試験センター公式サイトで確認してください。
Q7. 社労士試験は今後さらに難しくなりますか?
試験の難易度が大幅に変わる可能性は低いと考えられています。ただし、法改正の内容によっては学習範囲が拡大することがあります。働き方改革関連法や社会保険の適用拡大など、近年は重要な制度改正が続いているため、最新の法改正への対応力はますます重要になるでしょう。
まとめ
社労士試験は合格率6〜7%の難関資格ですが、正しい方法で十分な学習時間を確保すれば、働きながらでも合格は十分に可能です。
この記事のポイントを整理します。
- 合格率は例年6〜7%前後で推移している
- 難易度の最大要因は「足切り制度」にある
- 他の資格と比較すると「難関」に分類されるが「超難関」ではない
- 合格者の多くは2〜3回の受験で合格している
- 全科目をバランスよく学び、苦手科目を放置しないことが鍵
合格率の数字に圧倒されず、まずは学習を始めてみることが大切です。毎年2,000人以上が新たに社労士資格を手にしています。次にその一人になるのは、あなたかもしれません。
⭐おすすめ記事
最後までお読みいただきありがとうございます。長時間の勉強で目や体に負担を感じている方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

資格勉強がはかどるおすすめグッズ15選|目の疲れ・肩こり・集中力対策
ブルーライトカットメガネ・ホットアイマスク・学習タイマーなど厳選紹介
🐹 ナビ助のイチオシ
スキマ時間でスマホ学習

- ✅ アプリで完結!スキマ時間に学習
- ✅ 業界最安クラスの受講料
- ✅ AI問題復習機能で効率的に記憶定着
- ✅ 30以上の資格に対応
※35,000人以上が続々合格!
メアドだけで今すぐ試せます


