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司法書士試験の科目一覧と免除制度を徹底解説|試験の全体像を把握しよう

法律系

司法書士試験は全11科目から出題される法律系の難関資格試験です。科目数が多いだけに、「どの科目から勉強すればいいの?」「免除制度はあるの?」と疑問を持つ方は多いでしょう。

この記事では、司法書士試験の全科目を一覧で紹介し、配点や出題傾向、さらには免除制度についても詳しく解説していきます。効率的な学習計画を立てるための基礎知識として、ぜひ活用してください。

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科目数だけ見ると圧倒されるけど、実は「主要4科目」を攻略すれば合格にグッと近づけるんだよ!

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司法書士試験の概要

司法書士試験は、筆記試験(午前の部・午後の部)と口述試験で構成されています。筆記試験は毎年7月の第1日曜日に実施され、口述試験は10月中旬に行われます。

受験資格に制限はなく、年齢・学歴・実務経験を問わず誰でも受験可能です。法務省(司法書士試験ページ)で最新の試験要項が公開されています。

ポイント

合格率は例年3~5%前後で推移しており、法律系資格の中でも特に難易度の高い試験として知られています。

筆記試験の科目一覧と配点

午前の部(多肢択一式・35問)

科目 出題数 配点
憲法 3問 9点
民法 20問 60点
刑法 3問 9点
商法(会社法) 9問 27点

午前の部は合計35問・105点満点です。民法が20問と圧倒的な出題数を誇り、午前の部の得点を大きく左右します。

午後の部(多肢択一式・35問+記述式・2問)

科目 出題数(択一) 配点
不動産登記法 16問 48点
商業登記法 8問 24点
民事訴訟法 5問 15点
民事保全法 1問 3点
民事執行法 1問 3点
供託法 3問 9点
司法書士法 1問 3点

午後の部の択一式は合計35問・105点満点。これに加えて、不動産登記法と商業登記法の記述式問題が各1問(各35点、合計70点)出題されます。

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午後の部は択一35問と記述2問を3時間で解くから、時間配分がめちゃくちゃ大事。記述に60分は確保したいところだね!

主要4科目と配点の重要性

司法書士受験界では、出題数の多い4科目を「主要4科目」と呼んでいます。

  1. 民法(20問):物権、債権、親族・相続など幅広い分野から出題
  2. 不動産登記法(16問+記述1問):実務に直結する最重要科目の一つ
  3. 商法・会社法(9問):会社の設立、機関、組織変更などがテーマ
  4. 商業登記法(8問+記述1問):商業登記の手続きに関する出題

この4科目だけで択一式70問中53問を占めており、全体の約76%のウエイトがあります。つまり、主要4科目の出来が合否を大きく左右するのです。

ポイント

主要4科目で安定して得点できれば、残りのマイナー科目は基本的な知識でカバーできます。学習時間の配分は、主要4科目に7割、マイナー科目に3割が目安です。

マイナー科目の攻略法

出題数の少ない科目は「マイナー科目」と呼ばれますが、合格には一定の得点が必要です。

憲法(3問)

人権分野と統治機構分野からバランスよく出題されます。判例の結論を中心に学習し、深入りしすぎないのがポイントです。

刑法(3問)

総論(犯罪の成立要件)と各論(窃盗、詐欺など)から出題されます。基本的な論点を押さえれば2問は取れるでしょう。

民事訴訟法(5問)

訴訟の流れや訴えの種類、判決の効力などが頻出です。マイナー科目の中では出題数が多いため、しっかり時間を割きましょう。

民事保全法・民事執行法(各1問)

それぞれ1問ずつと少ないですが、毎年確実に出題されます。テキストの基本事項を一通り押さえておけば対応可能です。

供託法(3問)

弁済供託を中心に学習しましょう。過去問の反復で出題パターンをつかめば、安定した得点源にできます。

司法書士法(1問)

司法書士の業務範囲や義務に関する基本的な問題が出題されます。条文を中心に学習すれば十分です。

ナビ助
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マイナー科目は「深く勉強する」より「広く浅く確実に」が正解。基本問題を確実に取ることを意識してね!

記述式試験のポイント

午後の部で出題される記述式試験は、合否を分ける最大のハードルといわれています。不動産登記法と商業登記法から各1問出題され、実際の登記申請書を作成する形式です。

記述式の特徴は以下のとおりです。

  • 登記の目的、原因、添付書類などを正確に記載する必要がある
  • 事実関係を読み解いて必要な登記を判断する力が問われる
  • 部分点が与えられるため、完璧でなくても諦めないことが大切
注意

記述式の学習は、択一式の基礎知識がある程度固まってから始めるのが効率的です。目安として、学習開始から3~4か月経過した頃から記述式対策に着手しましょう。

💡 司法書士試験は科目ごとに適したテキストを選ぶことが合格への第一歩です。主要4科目から記述式対策まで、おすすめの参考書をまとめていますので、教材選びの参考にしてみてください。

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司法書士試験の免除制度

司法書士試験には科目免除制度はありません。すべての受験者が全科目を受験する必要があります。ただし、以下の2つの免除制度が存在します。

1. 筆記試験免除

前年度の筆記試験に合格したものの口述試験で不合格となった場合、翌年度の筆記試験が免除されます。つまり、口述試験のみの受験で済むということです。なお、口述試験の合格率は99%以上とされており、筆記試験に合格すればほぼ確実に最終合格できます。

2. 試験免除(認定制度)

以下の職歴を持つ方は、法務大臣の認定を受けることで試験が免除される場合があります。

  • 裁判所事務官として通算10年以上勤務した者
  • 裁判所書記官として通算10年以上勤務した者
  • 法務事務官として通算10年以上勤務した者
  • 検察事務官として通算10年以上勤務した者

ただし、この制度を利用できるのはごく限られた職歴を持つ方のみです。一般的な受験者は筆記試験を受験する必要があります。

ナビ助
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他の士業試験と違って科目免除がないのは厳しいけど、その分、合格すれば実力が証明される資格だよ!

科目別の学習時間の目安

司法書士試験の合格に必要な総学習時間は、一般的に約3,000時間とされています。科目別の配分目安は以下のとおりです。

  • 民法:約800時間(全体の約27%)
  • 不動産登記法:約700時間(全体の約23%)
  • 商法・会社法:約400時間(全体の約13%)
  • 商業登記法:約400時間(全体の約13%)
  • マイナー科目全体:約400時間(全体の約13%)
  • 記述式対策:約300時間(全体の約10%)

法務省の司法書士試験情報ページ(公式サイト)では過去の試験問題も公開されているので、学習計画の参考にしてください。

ポイント

学習計画は「主要4科目の基礎固め→マイナー科目→記述式→過去問演習」の流れで組むのが一般的です。

よくある質問

Q. 司法書士試験の難易度は他の資格と比べてどのくらいですか?

合格率3~5%は、行政書士(約10%)や社労士(約6~7%)と比べてもかなり低い水準です。法律系の資格では司法試験に次ぐ難易度とされています。ただし、受験資格の制限がないため、準備不足のまま受験する方も多く、しっかり準備すれば合格の可能性は十分にあります。

Q. 独学で合格は可能ですか?

不可能ではありませんが、効率を考えると通信講座や予備校の利用がおすすめです。特に記述式対策は独学だと限界があるため、添削サービスの利用を検討しましょう。伊藤塾(公式サイト)などの司法書士講座が定評があります。

効率的な科目別学習順序

11科目を効率よく学習するためには、科目間のつながりを意識した学習順序が重要です。おすすめの順序は以下のとおりです。

第1フェーズ(1~3か月目):民法

すべての法律科目の基礎となる民法から始めましょう。民法の理解度が他の科目の理解速度を左右するため、ここでしっかり基礎を固めることが最も重要です。

特に物権法と債権法は不動産登記法と密接に関連するため、後の学習がスムーズになります。

第2フェーズ(4~6か月目):不動産登記法

民法の知識を活かして不動産登記法に進みます。民法で学んだ権利変動が、登記手続きとしてどう反映されるかを理解することで、両科目の知識が有機的につながります。

第3フェーズ(7~9か月目):商法・会社法→商業登記法

商法・会社法と商業登記法は密接に関連しているため、セットで学習するのが効率的です。会社の設立、役員変更、組織変更などの実体法的な知識と、それに伴う登記手続きを同時に理解していきましょう。

第4フェーズ(10~12か月目):マイナー科目

主要4科目の基礎が固まった段階で、マイナー科目の学習に入ります。マイナー科目は短期集中で一気に片付けるのがコツです。民事訴訟法は5問出題されるので、やや多めに時間を配分しましょう。

第5フェーズ(13か月目~):記述式対策

択一式の基礎知識がある程度固まったら、記述式対策に本格的に着手します。不動産登記法と商業登記法の記述式は、択一式の知識を「使いこなす力」が問われるため、多くの演習問題をこなすことが必要です。

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この順序は目安だから、自分の得意・不得意に合わせてアレンジしてね。大事なのは民法を最初にやることと、マイナー科目を後回しにすること!

合格するための学習環境の整え方

通信講座・予備校の選び方

司法書士試験は独学でも合格可能ですが、通信講座や予備校を利用した方が効率的です。選ぶ際のポイントは以下のとおりです。

  • 記述式の添削サービスがあるか
  • 質問対応の体制が充実しているか
  • 合格実績が公表されているか
  • 自分の学習スタイル(通学 or オンライン)に合っているか

学習時間の確保

3,000時間の学習時間を確保するためには、1日3時間の学習を約3年間継続する計算になります。働きながら受験する場合は、朝の時間や通勤時間、昼休みなどのスキマ時間を最大限活用することが求められます。

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過去問の活用

過去問は最低でも直近10年分を2~3回転させましょう。出題パターンの把握と時間配分の練習に不可欠な教材です。法務省の公式サイトでは過去の試験問題が無料で公開されています。

ポイント

合格者の多くは「テキスト→過去問→テキスト」のサイクルを繰り返しています。一度テキストを読んだだけでは知識は定着しないため、繰り返しの学習が鍵です。

まとめ

司法書士試験は全11科目から出題されますが、主要4科目(民法・不動産登記法・商法・商業登記法)に学習時間の7割を集中させることが合格への近道です。科目免除制度はないため、全科目をバランスよく学習する必要があります。

  • 主要4科目で全体の約76%の配点を占める
  • 記述式は合否を分ける最大のポイント
  • 科目免除はないが、前年度の筆記合格者は筆記免除あり
  • 総学習時間の目安は約3,000時間
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科目数に圧倒されずに、まずは民法からじっくり始めよう。主要4科目を固めれば、合格がしっかり見えてくるよ!

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