中小企業診断士は、経営コンサルタントの唯一の国家資格として高い人気を誇る資格です。しかし、「合格率が低くて難しそう」「本当に独学で受かるのか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、中小企業診断士試験の合格率の推移と難易度を、一次試験・二次試験それぞれのデータをもとに徹底分析します。科目別の合格率や、他の資格との難易度比較、効率的な対策方法まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

🐹 ナビ助のイチオシ
スキマ時間でスマホ学習

- ✅ アプリで完結!スキマ時間に学習
- ✅ 業界最安クラスの受講料
- ✅ AI問題復習機能で効率的に記憶定着
- ✅ 30以上の資格に対応
※35,000人以上が続々合格!
メアドだけで今すぐ試せます
⭐おすすめ記事
資格ナビLabへようこそ!いつもお勉強お疲れさまです。頑張るあなたへのご褒美として、学習環境を見直してみませんか?

資格勉強がはかどるおすすめグッズ15選|目の疲れ・肩こり・集中力対策
ブルーライトカットメガネ・ホットアイマスク・学習タイマーなど厳選紹介
中小企業診断士試験の全体像
試験は一次試験と二次試験の二段階制
中小企業診断士試験は、一次試験(マークシート)と二次試験(筆記試験)の二段階で構成されています。一次試験に合格しないと二次試験に進めない仕組みです。
一次試験の概要
- 試験形式:マークシート方式(四肢択一・五肢択一)
- 試験科目:7科目(2日間で実施)
- 合格基準:総得点の60%以上かつ、各科目40%以上
- 科目合格制度あり(合格した科目は翌年・翌々年に免除可能)
二次試験の概要
- 試験形式:筆記試験(記述式)
- 試験科目:4事例(組織・人事、マーケティング・流通、生産・技術、財務・会計)
- 合格基準:総得点の60%以上かつ、各事例40%以上
令和8年度(2026年度)試験からは、これまで実施されていた口述試験が廃止されることが発表されています。二次試験は筆記試験のみで合否が決定する形に変わりますので、最新の試験情報は中小企業診断協会の公式サイトで必ず確認してください。
一次試験の合格率推移
一次試験の合格率は年度によってばらつきがありますが、おおむね20%台後半〜40%台で推移しています。以下は近年の合格率の推移です。
| 年度 | 受験者数(概算) | 合格率 |
|---|---|---|
| 令和元年度 | 約14,700人 | 約30.2% |
| 令和2年度 | 約11,800人 | 約42.5% |
| 令和3年度 | 約16,100人 | 約36.4% |
| 令和4年度 | 約17,300人 | 約28.9% |
| 令和5年度 | 約18,600人 | 約29.6% |
| 令和6年度 | 約19,000人 | 約33.2% |
| 令和7年度 | 約18,400人 | 約23.7% |
特に注目すべきは、令和7年度(2025年度)の合格率が約23.7%と過去5年間で最も低い水準となった点です。受験者数が増加傾向にある一方で、合格率は必ずしも上がっていないため、しっかりとした準備が不可欠です。

一次試験の科目別合格率
中小企業診断士の一次試験は7科目で構成されており、科目ごとに難易度が大きく異なります。
| 科目名 | 合格率の傾向 | 難易度 |
|---|---|---|
| 経済学・経済政策 | 約14〜30% | やや高い |
| 財務・会計 | 約8〜30% | 非常に高い |
| 企業経営理論 | 約15〜25% | やや高い |
| 運営管理 | 約14〜25% | やや高い |
| 経営法務 | 約10〜20% | 高い |
| 経営情報システム | 約14〜30% | やや高い |
| 中小企業経営・政策 | 約15〜25% | 普通〜やや高い |
特に「財務・会計」は合格率が8%台まで下がる年度もあり、最難関科目といわれています。数学的な計算問題が多く、文系出身者にとっては大きな壁になりがちです。
一方で、「中小企業経営・政策」は暗記中心の科目であり、試験直前の集中学習で対応しやすいとされています。
二次試験の合格率推移
二次試験の合格率は一次試験と比較すると安定しており、例年18%前後で推移しています。
| 年度 | 合格率 |
|---|---|
| 令和元年度 | 約18.3% |
| 令和2年度 | 約18.4% |
| 令和3年度 | 約18.3% |
| 令和4年度 | 約18.7% |
| 令和5年度 | 約18.9% |
| 令和6年度 | 約18.8% |
二次試験の合格率が18%前後で安定していることから、相対評価(上位約18〜19%を合格とする方式)が採用されているのではないかと考えられています。IPAの公式発表はありませんが、多くの受験指導機関がこの見解を示しています。
ストレート合格率(一次・二次同年合格)
一次試験の合格率を30%、二次試験の合格率を18%と仮定した場合、ストレート合格率は約5.4%(0.30×0.18)という計算になります。つまり、受験者100人中5〜6人程度しか一発合格できないことになります。
ただし、科目合格制度を利用して複数年で一次試験を突破する方も多く、最終的な資格取得率はこの数字よりも高くなります。
他の資格との難易度比較
中小企業診断士の難易度を他の人気資格と比較してみましょう。
| 資格名 | 合格率の目安 | 必要勉強時間の目安 | 偏差値の目安 |
|---|---|---|---|
| 中小企業診断士 | 4〜8%(ストレート) | 800〜1,200時間 | 60〜67程度 |
| 社会保険労務士 | 5〜7% | 800〜1,000時間 | 62〜65程度 |
| 行政書士 | 10〜15% | 600〜800時間 | 55〜62程度 |
| 宅地建物取引士 | 15〜17% | 300〜500時間 | 55〜58程度 |
| FP2級 | 40〜60% | 150〜300時間 | 48〜52程度 |
中小企業診断士は、偏差値60〜67程度とされており、社会保険労務士と同等レベルの難易度です。ただし、試験範囲が非常に広い(7科目+4事例)ため、学習の計画性が求められます。

資格勉強の効率的な進め方も押さえておきましょう。詳しくは以下の記事で解説しています。

⭐おすすめ記事
資格勉強の効率を上げるには、学習環境を整えることも大切です。目の疲れ対策から集中力アップまで、おすすめグッズをまとめました。

資格勉強がはかどるおすすめグッズ15選|目の疲れ・肩こり・集中力対策
ブルーライトカットメガネ・ホットアイマスク・学習タイマーなど厳選紹介
中小企業診断士試験が難しいとされる理由
理由1:試験範囲が極めて広い
一次試験だけでも7科目あり、経済学、財務会計、法律、IT、経営戦略など、まったく異なる分野を幅広く学ぶ必要があります。一つの分野を極めるタイプの試験ではなく、総合力が問われる試験です。
理由2:二次試験の対策が難しい
二次試験は記述式であり、明確な「正解」が公表されていません。模範解答が公開されないため、自己採点が困難で、何が正しい解答なのかが掴みにくいのが大きな特徴です。
理由3:学習期間が長期にわたる
一般的に800〜1,200時間の学習が必要とされており、1日2時間勉強しても1年〜1年半かかります。長期間モチベーションを維持し続けることが、合格への最大のハードルといえます。
理由4:受験者のレベルが高い
中小企業診断士の受験者は、すでにビジネスの現場で経験を積んだ社会人が中心です。受験者の平均年齢は30代後半〜40代が多く、一定の実務経験を持った方が多く受験しています。その中での競争となるため、合格率以上にハイレベルな戦いとなります。
FP3級の参考書選びも参考になります。詳しくは以下の記事で解説しています。

合格するための効率的な学習戦略
戦略1:科目合格制度を活用する
一次試験には科目合格制度があり、60%以上取れた科目は翌年と翌々年の試験で免除されます。7科目を一気に合格する必要はなく、2〜3年計画で合格を目指す戦略が有効です。
たとえば、初年度に得意な4科目、2年目に残り3科目という計画を立てると、1年あたりの学習負担が大幅に減ります。
戦略2:財務・会計を最優先で対策する
最難関科目である「財務・会計」は、一次試験だけでなく二次試験(事例IV)でも出題されます。財務・会計を得意科目にできるかどうかが、合否を大きく左右すると多くの合格者が述べています。
戦略3:過去問を中心に学習する
一次試験は過去問からの類似出題が多いため、過去問演習が最も効率的な学習法です。テキストを読んでインプットした知識を、過去問でアウトプットする→間違えた箇所をテキストで復習する、というサイクルを繰り返しましょう。
戦略4:二次試験は「型」を身につける
二次試験の記述式対策は、解答の「型」(フレームワーク)を身につけることが重要です。SWOT分析や4P分析など、経営分析のフレームワークを活用して論理的に解答を組み立てる練習を繰り返しましょう。
中小企業診断士試験の合格率や試験制度は変更される場合があります。最新の情報は必ず一般社団法人 中小企業診断協会の公式サイトで確認してください。
よくある質問(Q&A)
Q1. 中小企業診断士は独学で合格できますか?
独学で合格する方もいますが、特に二次試験の対策は独学では難しいとされています。一次試験は市販のテキストと過去問で対応可能ですが、二次試験は添削を受けられる通信講座やスクールの活用を検討する価値があります。一次試験のみ独学、二次試験は講座を利用するという組み合わせも人気です。
Q2. 合格までに何年くらいかかりますか?
個人差がありますが、多くの合格者は2〜3年かけて合格しています。科目合格制度を活用すれば、毎年少しずつ合格科目を積み上げていくことが可能です。1年でのストレート合格も不可能ではありませんが、かなり集中的な学習が必要です。
Q3. 中小企業診断士の資格を取得するメリットは何ですか?
経営コンサルタントとしての独立開業はもちろん、企業内での昇進や転職にも有利に働きます。資格手当を設けている企業も多く、年収アップにつながるケースもあります。また、中小企業の経営支援を通じて社会に貢献できるという点も大きなメリットです。
Q4. 一次試験に合格すれば二次試験は何年以内に受ければよいですか?
一次試験に合格した年度とその翌年度の計2回、二次試験を受験する権利があります。2回以内に二次試験に合格できない場合は、再度一次試験から受験し直す必要があります。
Q5. 文系でも合格できますか?
十分に合格可能です。中小企業診断士試験は文系出身者の受験者も多く、実際に多くの方が合格しています。財務・会計が苦手な文系の方は、この科目に重点的に時間を割くことで克服できます。計算問題は繰り返し練習すればパターンが身につきますので、諦めずに取り組んでください。
Q6. 口述試験が廃止されるとのことですが、合格しやすくなりますか?
口述試験はこれまで合格率99%以上で推移しており、実質的にはほぼ全員が合格していました。そのため、口述試験の廃止が合格率に大きく影響する可能性は低いと考えられます。ただし、今後の試験制度変更については公式発表を注視してください。
まとめ
中小企業診断士試験の合格率と難易度について、改めて要点を整理します。
- 一次試験の合格率は20〜40%台、二次試験は18%前後で推移
- ストレート合格率は約4〜8%と、難関資格に位置づけられる
- 偏差値は60〜67程度で、社会保険労務士と同等レベル
- 「財務・会計」が最難関科目であり、重点的な対策が必要
- 科目合格制度を活用した2〜3年計画が現実的
- 令和8年度試験からは口述試験が廃止される
合格率の低さだけを見ると尻込みしてしまいますが、科目合格制度の活用や戦略的な学習計画によって、合格に大きく近づけるに近づくことができます。まずは試験の全体像を把握し、自分に合った学習プランを立てることから始めてみてください。
参考リンク:

⭐おすすめ記事
最後までお読みいただきありがとうございます。長時間の勉強で目や体に負担を感じている方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

資格勉強がはかどるおすすめグッズ15選|目の疲れ・肩こり・集中力対策
ブルーライトカットメガネ・ホットアイマスク・学習タイマーなど厳選紹介
🐹 ナビ助のイチオシ
スキマ時間でスマホ学習

- ✅ アプリで完結!スキマ時間に学習
- ✅ 業界最安クラスの受講料
- ✅ AI問題復習機能で効率的に記憶定着
- ✅ 30以上の資格に対応
※35,000人以上が続々合格!
メアドだけで今すぐ試せます


