資格の勉強を始めたいけれど、「独学で続けられるか不安」「スクールが多すぎて選べない」と迷っている方は多いのではないでしょうか。とくに法律系資格は試験範囲が広く、学習の進め方を誤ると遠回りになりがちです。
そこで候補に挙がるのが、1979年創立の資格スクール「LEC東京リーガルマインド」です。司法試験の受験予備校としてスタートし、現在は法律系・公務員・不動産・労務・会計など幅広い講座を、通学と通信の両方で提供しています。
この記事では、LECの基本情報、ジャンル別のおすすめ講座、受講料と割引制度、メリット・デメリット、口コミの傾向、他スクールとの違いをまとめて解説します。

LEC東京リーガルマインドとは?サービス概要
LEC東京リーガルマインドは、株式会社東京リーガルマインドが運営する資格スクールです。国家資格・公務員試験の受験指導を中心に、社会人のキャリアアップ支援なども手がけています。
| サービス名 | LEC東京リーガルマインド |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社東京リーガルマインド |
| 創立 | 1979年1月20日 |
| 主な講座ジャンル | 法律系(司法試験・予備試験、司法書士、行政書士など)/公務員/不動産系(宅建士など)/労務・ビジネス系(社労士、中小企業診断士、FPなど)/会計系(日商簿記、税理士など) |
| 学習スタイル | 通学講座(本校)、通信講座(Web+スマホ+音声ダウンロード/DVD)、提携校通学 |
| 通学拠点 | 札幌から那覇まで全国の主要都市に本校(このほか各地に提携校あり) |
| 無料で試せるもの | おためしWeb受講制度、資料請求、講座説明会、開講日の無料体験 |
| 分割払い | 受講料2万円以上の講座は教育クレジット(最高36回)を利用可能 |
全国学校案内に掲載されている本校は2026年10月時点で29校です。なお、提携校は別の運営母体が運営しているため、サービス内容が本校と異なる場合があります。最新の講座や受講料はLEC東京リーガルマインド公式サイトで確認できます。
LECのおすすめ講座を資格ジャンル別に紹介
受講を検討する人が多い代表的な講座をジャンル別に紹介します。コース名や内容は年度ごとに更新されるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。
法律系:行政書士講座
LECが1985年から指導を続けている講座です。初学者向け・学習経験者向けのコースに加え、直前対策講座も用意されています。「S式合格講座」は1コマ15分の短い講義で構成された通信講座で、スキマ時間に学習を進めやすい設計です。独立開業を目指す人や、法律系資格の入門として受験する人に向いています。
受講前に市販テキストで出題範囲の量を体感しておくと、必要な学習時間の見当がつけやすくなります。
法律系:司法書士講座・司法試験講座
司法書士講座は学習期間に合わせてコースを選べ、2026年10月時点では15ヵ月で学ぶ初学者向けコースや9ヵ月の速修コースが案内されています。答練(答案練習)や公開模試で実戦力も確認できます。
創立のきっかけでもある司法試験対策は、予備試験ルートと法科大学院ルートの両方に対応しており、法律初学者向けと学習経験者向けのコースに分かれています。
不動産系:宅建士講座
初学者向け・学習経験者向け・短期学習向けなど、学習状況に合わせてコースが細かく分かれています。スマホ中心で学べるスキマ時間向けのコースもあり、プレミアム合格フルコースなどには全日本宅建公開模試も組み込まれています。不動産業界で働く人や、不動産関連のキャリアを目指す人に向いています。
💡 宅建試験におすすめの参考書はこちらのページで詳しくまとめています。

労務・ビジネス系:社労士・中小企業診断士講座
社労士講座は、基礎から学ぶコース、学習経験者向けの中上級コース、短期間で仕上げるコースなどから選べます。法改正の影響を受けやすい試験なので、最新年度版の市販テキストも併用すると安心です。
中小企業診断士講座は、1次・2次をまとめて対策するコースのほか、1次試験に絞ったコースや2次試験対策のコースがあります。1次試験は7科目と範囲が広いため、市販テキストで分量を確認してから学習計画を組むとペースを作りやすくなります。
労務・ビジネス系:FP・日商簿記講座
FP(3級〜1級)や日商簿記(3級〜1級)の講座もあります。宅建とFPのように複数の資格を組み合わせれば、不動産・金融業界でのキャリアの幅を広げられます。
💡 FP試験におすすめの参考書はこちらのページでまとめています。



💡 日商簿記3級を独学で始めるなら、テキスト選びのポイントをこちらで解説しています。



公務員系:公務員試験講座
国家総合職・国家一般職・地方上級・市役所・警察官・消防官・理系(技術)・心理福祉系など、志望先ごとにコースが分かれています。担任講師制度や面接対策、47都道府県の地域対策など、筆記以外のサポートにも力を入れているのが特徴です。志望先ごとに出題科目が変わるため、過去問集で傾向を早めに確認しておきましょう。


LECの受講料の目安と割引制度
受講料は資格・コース・受講形態によって大きく変わります。参考として、2026年10月時点で公式サイトに掲載されている宅建士講座(2027年合格目標・初学者向け、税込)の価格を紹介します。
- プレミアム合格フルコース:一般価格181,500円〜(11月末までの早期申込割引価格は136,130円〜)
- パーフェクト合格フルコース:一般価格148,500円〜(同じく早期申込割引価格は111,380円〜)
このように、同じコースでも申し込む時期によって受講料が変わることがあります。受講を決めたら早期申込割引の期限を確認しましょう。
- 早期申込割引:早めの申し込みで割引価格や特典が受けられる(割引額と期限は資格ごとに異なる)
- 退職者・離職者応援割引:会社を辞めてキャリアアップを図る人向けに受講料20%割引
- おためしWeb受講の割引クーポン:無料のおためしWeb受講を申し込むと、5万円以上の講座に使える5,000円割引クーポンがもらえる(オンラインショップ限定・一部対象外あり・2027年3月31日まで)
- 教育訓練給付制度:指定講座を条件どおり修了すると、雇用保険から受講料の一部が支給される
- 合格者受講料返還制度:行政書士・司法書士・社労士など一部の資格で、条件を満たした合格者に受講料を返還
一般教育訓練給付金の支給額は受講料の20%(上限10万円)で、雇用保険の被保険者期間が原則3年以上(初回は1年以上)などの条件があります。詳細は厚生労働省の教育訓練給付制度のページで確認してください。割引やクーポンは併用の可否に条件があるため、申し込み前に各講座ページの注意事項も確認しておきましょう。
LECで学ぶメリット
メリット1:通学と通信を選べ、全国に本校がある
通学講座・通信講座・提携校通学から学習スタイルを選べます。「教室で講義を受けたい」「自宅だと集中できない」という人でも通学を選べるのは大きな強みです。通学講座でも、WebやDVDと組み合わせて復習や欠席補講ができます。
メリット2:Web講義がスキマ時間学習に向いている
Web講義はPCで0.5〜2.0倍速、スマホで0.6〜2.0倍速の速度調整ができ、音声ダウンロードも標準装備です(資格・講座により異なります)。動画をスマホにダウンロードすればオフラインでも視聴できるので、通勤時間や家事の合間に講義を聞けるのが魅力です。
メリット3:質問制度や模試など学習サポートが充実
ネットで質問・相談できる「教えてチューター」は、資格や講座により条件は異なるものの回数制限なしで利用できます。模試は全国28箇所以上の本校・提携校で実施され、自宅受験にも対応。成績はWeb上の「Score Online」で確認できます。
メリット4:受講前に無料で講義を試せる
「おためしWeb受講制度」を使えば、各種講座の一部を無料で受講できます。講師との相性やテキストの見やすさを申し込み前に確認できるので、受講後に「合わなかった」と後悔するリスクを減らせます。


LECのデメリット・注意点
- 受講料は独学と比べて大きな出費になる。フルコースは10万円を超えるものも多い
- 通学できる本校は主要都市が中心で、地域によっては通信講座か提携校の利用が前提になる
- 提携校は別の運営母体が運営しており、本校とサービス内容が異なる場合がある
- 講座・コースの数が多く、初めての人は選び方に迷いやすい
- 割引やクーポンは時期・対象講座・併用条件が細かく決まっている
受講料は早期申込割引や教育訓練給付制度を組み合わせることで負担を抑えられる場合があります。コース選びに迷ったら、本校・電話・オンラインで受けられる無料の受講相談を利用するとよいでしょう。
LECの口コミ・評判
LECの口コミを見ると、評価されている点と気になる点がある程度はっきりしています。よく見られる傾向をまとめました。
良い口コミ
- オリジナルテキストが図表を多く使っていてわかりやすい、という声が多い
- 講師の数が多く、相性の良い講師を選べる点を評価する声がある
- 模試の受験者が多く、本番前に自分の立ち位置を確認しやすいという声が見られる
- 倍速再生や音声ダウンロードのおかげで仕事と両立できたという声がある
気になる口コミ
- オンライン専業の講座と比べて受講料が高いと感じる、という声が見られる
- コースやオプション講座が多く、どれを選べばよいかわかりにくいという声がある
- 講師によって講義スタイルが異なり、合う・合わないが分かれるという声もある
教材・講師・模試を評価する声がある一方、受講料の高さやコース選びの難しさを気にする声も見られます。講師との相性は、おためしWeb受講で事前に確かめておくと安心です。
LECと他の資格スクールとの比較
比較されやすいスクールとの違いを、学習スタイルの観点でまとめました。受講料はコースによって大きく異なるため、ここでは特徴で比較しています。
| スクール | 学習スタイル | 主な特徴 |
|---|---|---|
| LEC東京リーガルマインド | 通学+通信 | 司法試験予備校が出発点。法律系・公務員・不動産・労務など幅広い講座と全国の本校 |
| TAC | 通学+通信 | 公認会計士・税理士・簿記などの会計系を含む幅広い講座。校舎での通学講座あり |
| アガルート | オンライン(通信) | 難関資格を中心に、講義・テキスト・質問対応をオンラインで提供 |
| スタディング | オンライン(通信) | スマホ・PCで完結する学習設計。スキマ時間での学習を重視 |
| フォーサイト | 通信 | 資格試験の通信講座に特化 |
教室で講義を受けたい人や、模試を会場で受けたい人には通学の選択肢があるLECやTACが向いています。通学の必要がなく、スマホ中心で手軽に学びたい人はオンライン専業のスクールも候補になります。





LECの申し込み・受講の流れ
- 資料請求・説明会で情報収集:無料の資料請求や講座説明会で、コースの全体像をつかみます。
- おためしWeb受講で講義を体験:Myページ(無料)に登録してオンラインショップで無料申し込みをすると、すぐに受講できます。
- コースと受講形態を決める:通学・通信・提携校のどれで学ぶかを決め、学習期間に合うコースを選びます。
- 申し込み・支払い:本校の窓口、オンラインショップ、代理店(書店・大学生協など)などで申し込めます。支払い方法は現金・銀行振込・クレジットカード・教育クレジットなどから選べます(申込方法・商品により異なります)。
- 受講開始:通学講座は受講証を持って本校へ、通信講座はWeb学習システムで講義を視聴します。
LECに関するよくある質問
Q. LECは法律系以外の講座もありますか?
A. あります。宅建士・社労士・中小企業診断士・公務員・日商簿記・FP・税理士・公認会計士など幅広い講座があります。
Q. 近くに校舎がない場合はどうすればいいですか?
A. 通信講座ならWeb講義をスマホやPCで受講できます。近くに提携校があれば、提携校で学ぶ方法もあります。
Q. 通学講座で欠席したらどうなりますか?
A. WebやDVDで欠席分を補えるほか、一定の条件のもとで他クラスへの振替や重複受講ができる「クラス間自由乗り入れ制度」もあります。
Q. LECの模試だけを受けることはできますか?
A. 模試を単体で申し込める試験もあります。自宅受験に対応した模試もあり、独学の人が力試しに利用することも可能です。
Q. 申し込む前に講義を試せますか?
A. 試せます。LECのおためしWeb受講制度で各種講座の一部を無料受講できます。教材の発送はなく、テキストはWeb上のPDFで閲覧する形式です。


LECはこんな方におすすめ
- 行政書士・司法書士・司法試験など、法律系資格を本格的に目指したい方
- 独学ではなく、カリキュラムに沿って計画的に学習したい方
- 教室での講義や会場での模試など、通学の選択肢も持っておきたい方
- 倍速再生や音声ダウンロードで、スキマ時間に学習したい方
- 公務員試験で、面接対策までまとめて準備したい方
💡 講座と並行して使える市販の参考書は、資格別にこちらのページでまとめています。



まとめ|LECは法律系をはじめ幅広い資格を通学・通信で学びたい人におすすめ
LEC東京リーガルマインドは、1979年に司法試験の受験予備校として誕生した資格スクールです。法律系・公務員・不動産・労務など幅広い講座を、通学と通信の両方で受講できるのが大きな特徴です。
- 全国の主要都市に本校があり、通学・通信・提携校から学習スタイルを選べる
- Web講義は倍速再生・音声ダウンロード・オフライン視聴に対応
- 受講料は独学より高いが、早期申込割引や教育訓練給付制度で負担を抑えられる場合がある
- おためしWeb受講や資料請求で、申し込み前に無料で内容を確かめられる
まずは気になる講座のおためしWeb受講や資料請求で、LECが自分に合うかどうかを確かめてみてください。


