ケアマネジャー(介護支援専門員)は介護業界でのキャリアアップを目指す多くの方が目標にする資格です。しかし「自分は受験できるのか?」「実務経験はどう数えるの?」と、受験資格の条件で悩む方が非常に多いのが実情です。
ケアマネ試験の受験資格は対象となる国家資格の保有と5年以上の実務経験が基本条件です。この記事では受験資格の詳細、実務経験の計算方法、パートや産休期間の扱いまで、わかりやすく解説していきます。

🐹 ナビ助のイチオシ
スキマ時間でスマホ学習

- ✅ アプリで完結!スキマ時間に学習
- ✅ 業界最安クラスの受講料
- ✅ AI問題復習機能で効率的に記憶定着
- ✅ 30以上の資格に対応
※35,000人以上が続々合格!
メアドだけで今すぐ試せます
ケアマネジャー試験の受験資格とは
ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)を受験するには、大きく分けて2つの条件を満たす必要があります。
条件1:指定の国家資格を持っていること
以下のいずれかの国家資格を保有していることが前提となります。
- 医師、歯科医師、薬剤師
- 保健師、助産師、看護師、准看護師
- 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
- 社会福祉士、介護福祉士
- 視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士
- あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師
- 栄養士(管理栄養士を含む)、精神保健福祉士
これらの国家資格に基づく業務を行っていることが必要です。資格を持っているだけでは不十分で、実際にその資格を使った業務に従事していることが求められます。
条件2:5年以上かつ900日以上の実務経験
上記の国家資格に基づく業務について、通算5年以上の実務経験があり、かつ従事日数が900日以上であることが受験の条件です。この「5年」と「900日」の両方を満たす必要がある点に注意してください。
受験資格の実務経験は、試験実施日の前日までにカウントされます。試験の申込時点では条件を満たしていなくても、見込みで申し込みができる都道府県もあります。
実務経験の計算方法を詳しく解説
実務経験のカウントは意外と複雑です。正確に計算するためのポイントを押さえておきましょう。
「通算5年以上」の考え方
実務経験は複数の職場を合算して計算できます。たとえば、A施設で3年、B施設で2年働いた場合、合計で5年とカウントされます。途中でブランクがあっても問題ありません。ただし、対象の国家資格を取得した日以降の実務経験のみが対象となります。
「900日以上」の従事日数とは
従事日数は、実際に対象業務に従事した日数を1日単位で数えます。出勤日のうち、対象業務を行った日がカウントされます。有給休暇や研修日は原則としてカウントされません。

パート・非常勤の場合の計算
パートや非常勤であっても、実務経験としてカウントされます。重要なのは勤務時間の長さではなく、対象業務に従事した日数です。たとえば1日4時間のパート勤務でも、その日に対象業務を行っていれば1日としてカウントされます。
ただし「在籍期間」と「従事日数」は異なります。週3日のパート勤務であれば、在籍期間は5年でも従事日数は780日程度にとどまる可能性があります。従事日数の900日条件を満たしているか、しっかり確認しましょう。
産休・育休期間の扱い
産休・育休期間中は実際に業務に従事していないため、従事日数にはカウントされません。ただし在籍期間としてはカウントされる場合があります。産休・育休の前後の勤務日数を合算して計算します。
受験資格に関する注意点
受験資格を確認する際に見落としがちなポイントを整理します。
相談援助業務の実務経験
国家資格ルート以外に、生活相談員や支援相談員として相談援助業務に従事した経験でも受験資格を得られます。この場合も通算5年以上かつ900日以上の従事が必要です。
実務経験証明書の準備
受験申込の際には、勤務先が発行する「実務経験証明書」の提出が必要です。過去に退職した職場にも発行を依頼する必要があるため、早めに準備に取りかかることが大切です。複数の職場で経験を積んだ場合は、それぞれの職場から証明書を取得します。
実務経験証明書の発行には時間がかかることがあります。特に退職した職場に依頼する場合は1か月以上かかるケースもあるため、受験を決めたら早めに連絡を入れましょう。
💡 ケアマネ試験の対策には、実績のある参考書を選ぶことが合格への近道です。資格試験に使えるおすすめの参考書をこちらでまとめていますので、テキスト選びの参考にしてください。

試験の概要と日程
受験資格を満たしていることが確認できたら、次は試験の概要を把握しましょう。
試験の基本情報
ケアマネジャー試験は年1回、例年10月に実施されます。試験時間は120分で、五肢複択のマークシート方式です。出題範囲は「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」の2分野から構成されます。
合格率と難易度
合格率は例年10%〜20%台で推移しており、介護系の資格試験の中でも難易度は高めです。しっかりとした試験対策が必要になります。過去問の反復学習と、法改正のポイントを押さえることが合格への近道です。


受験申込の流れ
受験申込は各都道府県で受付期間が異なりますが、概ね6月〜7月頃に申込が行われます。申込に必要なものは、受験申込書、実務経験証明書、資格免許証の写し、証明写真、受験手数料(都道府県により異なるが約7,000円〜14,000円程度)です。
最新の試験日程や受験手続きについては、お住まいの都道府県の介護支援専門員実務研修受講試験の実施機関に問い合わせるか、厚生労働省の介護保険制度ページで確認できます。
合格後の流れ
試験に合格しただけではケアマネジャーとして働けるわけではありません。合格後には「介護支援専門員実務研修」を受講する必要があります。研修は約87時間のカリキュラムで、研修修了後に各都道府県に登録申請を行い、介護支援専門員証の交付を受けて初めて業務に就くことができます。
なお介護支援専門員証の有効期間は5年間で、5年ごとに更新研修を受ける必要があります。更新を忘れると資格が失効してしまうため注意が必要です。
実務経験の「5年→3年」短縮の動きについて
ケアマネジャーの受験資格について、実務経験年数を現行の5年から3年に短縮する案が検討されていることが報じられています。これは介護人材不足を背景に、ケアマネジャーの担い手を増やすことを目的とした議論です。
ただし、現時点では正式な制度変更はまだ行われていません。最新の情報については、WAM NET(独立行政法人福祉医療機構)などの公的な情報源で確認することをおすすめします。


よくある質問(Q&A)
Q. 介護福祉士の資格を取った直後に受験申込はできますか?
介護福祉士を取得した時点から実務経験年数のカウントが始まります。取得後5年以上かつ900日以上の従事日数が必要なので、取得直後の受験はできません。
Q. 複数の国家資格を持っている場合、実務経験は合算できますか?
合算はできません。それぞれの国家資格に基づく実務経験は別々にカウントされ、いずれかの資格で5年以上かつ900日以上の要件を満たす必要があります。
Q. 派遣社員でも実務経験としてカウントされますか?
派遣社員であっても、対象業務に従事した日数はカウントされます。派遣元と派遣先の両方から実務経験証明書を取得する必要がある場合があるので、事前に確認しておきましょう。
ケアマネの試験科目と出題範囲は?
ケアマネ試験は「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」の2分野から出題されるよ。介護支援分野は25問、保健医療福祉サービス分野は35問の合計60問だね。各分野で70%以上の正答率が合格基準となっているから、苦手分野を作らないようにバランスよく対策しよう。
ケアマネ試験のおすすめ勉強法は?
過去問を繰り返し解くことが最も効果的な勉強法だよ。5年分以上の過去問を3周以上解くと、出題パターンが見えてくるんだ。介護保険法の改正内容は毎年出題されるから、最新の法改正情報も必ずチェックしておこうね。通信講座のユーキャンやニチイの対策講座も人気だよ。
💡 ケアマネ試験は仕事をしながら受験される方がほとんどです。限られた時間で集中するための勉強グッズをこちらで紹介していますので、学習環境の見直しにぜひお役立てください。



ケアマネ試験の受験準備を万全にするためのアドバイス
ケアマネ試験の受験準備を万全にするためのアドバイスをまとめたよ。まず、実務経験証明書の準備は早めに取りかかろう。特に転職経験がある場合は、過去の勤務先に証明書の発行を依頼する必要があるから、最低でも3ヶ月前には連絡を取っておくのがおすすめだよ。試験対策は6ヶ月前から始めるのが理想的だよ。介護保険法の条文を読み込むことと、過去問を繰り返し解くことの2本柱で学習を進めよう。介護保険制度は改正が頻繁に行われるから、最新のテキストと問題集を使うことが鉄則だよ。また、受験仲間を見つけて情報交換するのも効果的だよ。介護現場で働く仲間同士で勉強会を開催すれば、モチベーション維持にもつながるんだ。
ケアマネ資格を活かしたキャリアの広げ方
ケアマネジャーの資格を活かしたキャリアの広げ方を紹介するよ。居宅介護支援事業所でのケアマネ業務が最も一般的だけど、それ以外にもさまざまな活躍の場があるんだ。地域包括支援センターでは、主任ケアマネジャーとして地域の介護体制の構築に携わることができるよ。介護施設の管理者やエリアマネージャーとして、組織の運営に関わるキャリアパスもあるんだ。また、介護事業のコンサルタントとして独立する道もあるよ。ケアマネの実務経験と人脈を活かして、新規事業所の立ち上げ支援や運営改善のアドバイスを行う仕事は、報酬も高く自由度の高い働き方ができるんだ。
まとめ
ケアマネジャーの受験資格は、指定の国家資格を保有した上で5年以上かつ900日以上の実務経験を積むことが基本条件です。パートや非常勤でも従事日数はカウントされますが、産休・育休期間は含まれません。受験に必要な実務経験証明書の準備には時間がかかるため、早めの行動が大切です。
実務経験年数の短縮も検討されている中、ケアマネジャーへのキャリアアップを考えている方は、まず自分の受験資格を正確に把握し、計画的に準備を進めていきましょう。
各都道府県の試験案内は社会福祉振興・試験センターで確認できます。
🐹 ナビ助のイチオシ
スキマ時間でスマホ学習


- ✅ アプリで完結!スキマ時間に学習
- ✅ 業界最安クラスの受講料
- ✅ AI問題復習機能で効率的に記憶定着
- ✅ 30以上の資格に対応
※35,000人以上が続々合格!
メアドだけで今すぐ試せます


