「受験票がない…!」試験の数日前や当日にそんな事態に陥ったら、誰でも焦るだろう。しかし、受験票を紛失しても受験できるケースがほとんどなので、まずは落ち着いて対処することが大切だ。
この記事では、資格試験の受験票を紛失したときの対処法を、試験前と試験当日に分けて詳しく解説する。いざというときに慌てないよう、事前に確認しておいてほしい。

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受験票を紛失したときの基本的な対処フロー
受験票を紛失したと気づいたら、できるだけ早く試験実施団体に連絡するのが基本だ。大まかな対処の流れは以下のとおり。
- まず自宅やカバンの中をもう一度しっかり探す
- 見つからない場合は試験実施団体の公式サイトで「受験票紛失」の案内を確認する
- 電話やウェブフォームで再発行を依頼する
- 再発行が間に合わない場合は、試験当日に身分証明書を持参して会場で仮受験票の発行を依頼する
試験日より前に紛失した場合の対処法
試験実施団体に連絡して再発行を依頼する
試験日まで余裕がある場合は、試験実施団体に再発行を依頼するのがベストだ。多くの場合、以下の情報があれば再発行に対応してもらえる。
- 氏名
- 生年月日
- 受験番号(わかれば)
- 申込時の登録住所・電話番号
- 受験する試験名・科目
受験番号がわからなくても、他の個人情報で本人確認ができれば対応してもらえるケースが多い。再発行は郵送で届く場合と、PDFデータでの発行の場合がある。
マイページから印刷できる試験もある
CBT方式の試験や、オンラインで受験申し込みをした試験では、受験者マイページから受験票を再印刷できることがある。まずはマイページにログインして、受験票のダウンロードや印刷が可能か確認してみよう。
試験当日に受験票がない場合の対処法
身分証明書を持って試験会場に行く
試験当日に受験票が見当たらない場合でも、諦めずに試験会場に向かうことが大切だ。ほとんどの試験では、会場の試験本部で「仮受験票」や「受験許可証」を発行してもらえる。
その際に必要なのが、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書だ。写真付きの身分証明書があれば本人確認ができるため、スムーズに対応してもらえることが多い。
試験開始時間に間に合うよう、通常より早めに会場に到着すること。仮受験票の発行手続きに時間がかかることがあるため、最低でも30分~1時間は余裕を持って行動しよう。
試験別の当日対応の具体例
主要な資格試験における、試験当日の受験票紛失対応を紹介する。
技術士試験(第二次試験):試験当日に受験票がない場合、各試験会場の試験本部で「受験許可証」が発行される。運転免許証などの身分証明書が必要(参考:日本技術士会 受験票に関する質問)。
電気技術者試験(電験):受験票を紛失した場合は試験センターに連絡すると再発行される。当日紛失の場合は試験会場で仮受験票の発行を依頼できる(参考:電気技術者試験センター FAQ)。
TOEIC L&R:試験当日に受付で予備の受験票を受け取り、証明写真を貼って使用することができる。
高圧ガス保安協会の試験:受験票を忘れた場合は試験会場で仮受験票が発行される。本人確認書類として写真付き身分証明書の提示が必要だ。

💡 受験票のトラブルを防ぐには、試験に向けた準備を万全にしておくことが大切です。勉強環境を整えるためのグッズを活用すると、受験票や試験関連書類の管理もしやすくなります。

受験票の紛失を防ぐための事前対策
そもそも紛失を防ぐための対策を講じておくことが一番だ。以下の方法を実践しておけば、紛失のリスクを大幅に減らせる。
受験票が届いたらすぐにやること
- 受験票のコピーまたは写真をスマホに保存しておく(受験番号や会場情報の控えになる)
- 受験番号をメモアプリに記録しておく
- 保管場所を決めて、試験日まで動かさない
- 試験前日に荷物と一緒にカバンに入れておく
CBT試験はマイページで管理
CBT方式の試験では、受験票がメールで届いたりマイページからダウンロードしたりする形式が多い。メールフォルダで「受験票」「試験」などのキーワードで検索できるようにしておくと、見つけやすくなる。
受験票紛失後にやるべきことリスト
受験票を紛失したとわかったら、以下のリストに沿って行動しよう。パニックにならず、一つずつ確認していけば対処できる。
- 自宅の書類置き場、カバンの中、引き出しを念入りに探す
- スマホに受験票の写真がないか確認する
- メールフォルダで「受験票」「受験番号」を検索する
- 受験者マイページにログインして再印刷できないか確認する
- 試験実施団体の公式サイトで「紛失時の案内」を確認する
- 公式サイトの案内に従い、電話またはウェブフォームで再発行を依頼する
- 試験当日に備えて、写真付き身分証明書を準備しておく
とくに大切なのは「受験番号」を控えておくことだ。受験番号さえわかっていれば、仮受験票の発行手続きもスムーズに進むケースが多い。受験票が届いた段階でスマホに写真を撮っておく習慣をつけると、万が一の紛失時にも受験番号がすぐにわかる。
再発行が間に合わなかった場合でも、身分証明書を持って試験会場に行けば対応してもらえることがほとんどだ。いずれにしても、「受験票がないから受験できない」と思い込んで諦めてしまうのが最悪のパターンなので、まずは行動することが大切だ。
💡 受験票の紛失対策ができたら、次は試験本番に向けた学習を進めましょう。資格の種類を問わず使えるおすすめの参考書をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。



受験票が届かない場合の対処法
「そもそも受験票が届かない」というトラブルもある。この場合も、試験実施団体に早めに連絡することが重要だ。
- 受験票の発送予定日を過ぎても届かない場合は、まず試験実施団体に問い合わせる
- 申込時の住所に誤りがないか確認する
- 転居届を出していない場合は郵便局に確認する
- 申込み自体が正しく完了しているか確認する(入金漏れなどがないか)
受験票紛失の体験から学ぶ教訓
実際に受験票を紛失してしまった方の声を参考にすると、以下のような教訓が見えてくる。
「引っ越し後に受験票が行方不明に」
試験の数か月前に引っ越しをして、荷物の整理の中で受験票がどこかに紛れてしまうケースが多い。引っ越し時には資格関連の書類を専用のクリアファイルにまとめておくのが有効だ。また、引っ越し後は試験実施団体への住所変更届も忘れずに。
「試験直前の大掃除で捨ててしまった」
試験前に机周りを片付けようとして、間違えて受験票を捨ててしまうケースもある。受験票は目立つ場所に貼り出しておくか、試験関連の書類だけを入れる専用のファイルに保管しておくと、誤って捨てるリスクを減らせる。
「マイページのパスワードも忘れてパニック」
受験票を紛失した際にマイページで再印刷しようとしたが、パスワードも忘れていてログインできなかったという声もある。マイページのIDとパスワードは、パスワード管理アプリやメモに残しておくのが安心だ。
Q&Aコーナー|受験票紛失に関するよくある質問
Q. 受験票を紛失したら受験料は返ってくる?
受験票を紛失しただけでは受験料は返金されない。そもそも紛失しても受験自体は可能なケースがほとんどなので、諦めずに試験会場に向かうことが最善の対処法だ。
Q. 写真付き身分証明書がない場合はどうする?
運転免許証やマイナンバーカード以外にも、パスポートや在留カードなどが身分証明書として使える試験が多い。写真付きの証明書が一切ない場合は、健康保険証と公的書類の組み合わせで対応できるケースもある。事前に試験実施団体に確認しておくと安心だ(参考:高圧ガス保安協会 Q&Aまとめ)。
Q. 受験票を紛失した場合、受験番号は変わる?
基本的に受験番号は変わらない。仮受験票や受験許可証が発行されても、元の受験番号がそのまま使われることがほとんどだ。
Q. 受験票の紛失を事前に報告しないで当日会場に行ってもいい?
事前に連絡しておいたほうが当日の手続きがスムーズになるが、連絡なしで会場に行っても対応してもらえるケースが多い。ただし、試験によっては事前連絡が必須とされていることもあるため、公式サイトの案内を確認しよう。


まとめ
資格試験の受験票を紛失しても、適切に対処すれば受験できるケースがほとんどだ。試験日前であれば再発行を依頼し、試験当日であれば身分証明書を持って会場に行き、仮受験票の発行を依頼しよう。
一番大切なのは「諦めないこと」。受験票がなくても、本人確認ができれば試験は受けられる。そして、紛失を防ぐためには受験票が届いたらすぐにスマホで写真を撮っておくのがベストだ。万が一のトラブルにも備えて、安心して試験に臨んでほしい。
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