「危険物取扱者の乙4って、試験はいつあるの?」「申込の方法が分からない」という方は多いのではないでしょうか。危険物取扱者乙種第4類(乙4)は都道府県ごとに試験日程が異なるのが大きな特徴で、東京都では年に8〜10回ほど実施されています。
地方でも年に2〜4回は実施されるため、受験のチャンスは比較的多い試験です。ただし、申込の受付期間が10日程度と短いため、うっかり見逃すと次の試験まで待たなければなりません。
この記事では、危険物取扱者乙4の試験日程の確認方法、申込手順、試験当日の流れまで詳しく解説します。スムーズに受験するためのポイントを押さえておきましょう。

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危険物取扱者乙4の試験概要
危険物取扱者乙種第4類は、ガソリン・灯油・軽油・重油などの引火性液体を取り扱うために必要な国家資格です。ガソリンスタンド、化学工場、タンクローリーの運転など、危険物を扱う現場で必須の資格となっています。
乙4試験の基本情報
- 実施機関:一般財団法人消防試験研究センター
- 試験形式:マークシート方式(四肢択一)
- 試験時間:2時間
- 問題数:35問(法令15問、物理・化学10問、性質・消火10問)
- 合格基準:各科目60%以上正解
- 受験手数料:5,300円
- 受験資格:制限なし(誰でも受験可能)
試験日程の確認方法
危険物取扱者の試験は、各都道府県の消防試験研究センター支部ごとに日程が設定されています。全国一斉ではないため、自分が受験したい都道府県の日程を個別に確認する必要があります。
公式サイトで確認する方法
一般財団法人消防試験研究センターの公式サイトにアクセスし、「試験情報検索」のページから受験したい都道府県を選択すると、試験日・受付期間・試験会場などの詳細が表示されます。
都道府県別の実施頻度の目安
- 東京都:年8〜10回(ほぼ毎月実施)
- 大阪府・神奈川県・愛知県など大都市圏:年4〜6回
- その他の地方:年2〜4回
東京都の中央試験センターは実施頻度が高いため、近隣に住んでいる方は東京での受験も視野に入れると、スケジュールの選択肢が広がります。

申込方法を詳しく解説
危険物取扱者試験の申込方法は、電子申請(インターネット)と書面申請の2通りがあります。
電子申請(インターネット申込)
消防試験研究センターの公式サイトから電子申請が可能です。手順は以下のとおりです。
- アカウント作成:消防試験研究センターのサイトでアカウントを作成する
- 試験の選択:受験したい都道府県・試験日を選択する
- 必要事項の入力:氏名・住所・生年月日などを入力する
- 顔写真のアップロード:パスポートサイズの証明写真データをアップロードする
- 受験手数料の支払い:クレジットカード、コンビニ払い、Pay-easyなどで支払う
- 申込完了:確認メールが届いたら完了
書面申請
書面で申し込む場合は、各都道府県の消防試験研究センター支部や消防署で願書を入手し、必要事項を記入して郵送または持参で提出します。証明写真(縦4.5cm×横3.5cm)の貼付が必要です。
申込の受付期間は試験日の約2か月前から始まり、約1か月半前に締め切られるのが一般的です。受付期間は10日程度と短いため、事前にスケジュールを確認して早めに準備しましょう。電子申請の場合、書面申請よりも受付期間が長い場合があります。

受験票が届いてから当日までの流れ
受験票の届くタイミング
申込完了後、試験日の約2週間前に受験票が届きます(電子申請の場合はマイページからダウンロード)。届いた受験票には試験会場・集合時間・受験番号が記載されているので、必ず確認しておきましょう。
試験当日の持ち物
当日の持ち物チェックリスト
- 受験票(顔写真が貼付されているか確認)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
- HBの鉛筆またはシャープペンシル
- 消しゴム
- 時計(通信機能のないもの)
試験当日のタイムスケジュール
試験開始の30分前には会場に到着するのが理想です。試験時間は2時間ですが、開始から35分が経過すれば途中退室が可能です。問題用紙は持ち帰ることができます。
合格発表と免状の交付
合格発表
合格発表は、試験日から約1か月後に消防試験研究センターの各支部ホームページで公開されます。また、合格者には合格通知書が郵送で届きます。
免状の交付手続き
合格後は、免状交付申請を行う必要があります。合格通知書に記載された期限内に申請しないと免状を受け取れないため、速やかに手続きを進めましょう。免状交付には2,900円の手数料がかかります。
乙4の合格率と難易度
危険物取扱者乙4の合格率は例年30〜40%前後で推移しています。国家資格の中では比較的取得しやすい部類に入りますが、3人に1人しか受からないため、油断は禁物です。
学習期間の目安は、1日1〜2時間の学習で1〜3か月ほどが一般的です。特に「物理学・化学」の分野は理系の素養がないと苦戦しやすいので、重点的に対策しましょう。
効率的な学習のポイント
- まずは「法令」と「性質・消火」で確実に得点する
- 「物理・化学」は基礎から丁寧に押さえる
- 過去問を繰り返し解いて出題パターンに慣れる
- 各科目60%以上の正解が必要なので、苦手科目を作らない
💡 乙4の独学に使えるテキストや問題集をお探しの方は、資格別のおすすめ参考書をまとめた記事もぜひご覧ください。自分の学習スタイルに合った教材が見つかります。



他の都道府県でも受験できる?
はい、危険物取扱者試験は住んでいる都道府県に関係なく、全国どこでも受験可能です。自分の住んでいる地域の試験日程が合わない場合は、近隣の都道府県で受験するという選択肢もあります。
たとえば、地方在住で年2回しか試験がない場合でも、東京や大阪など大都市圏まで遠征して受験すれば、チャンスを増やすことができます。
よくある質問(Q&A)
Q. 乙4と他の乙種は同時に受験できますか?
同じ試験日に複数の乙種を受験することは可能です(午前・午後に分けて実施される場合)。ただし、すでに乙種の他の類に合格している場合は、「法令」と「物理・化学」が免除され、「性質・消火」のみの受験となります。
Q. 乙4の免状に有効期限はありますか?
危険物取扱者の免状自体に有効期限はありませんが、免状に貼付されている写真は10年ごとに書き換えが必要です。写真の書き換えを怠ると免状が無効になるわけではありませんが、法令上の義務となっています。
Q. 不合格になった場合、すぐに再受験できますか?
不合格の場合でも、次の試験日に再度申し込むことで再受験が可能です。特にペナルティや待機期間はありません。


乙4取得後のキャリアと活かし方
ガソリンスタンドでの就職・アルバイト
乙4の資格が最も活かせるのがガソリンスタンドです。危険物取扱者が常駐する義務があるため、資格を持っているだけで採用に有利になります。セルフサービス式のスタンドでも、有資格者の配置が法律で義務付けられています。
化学工場・製造業での活用
化学工場や製造業では、引火性液体を使う工程が多く存在します。乙4を持っていると、危険物の保安監督者や取扱責任者としてのポジションに就ける可能性が広がります。工場勤務を目指す方にとっては取得しておきたい資格です。
タンクローリー運転手としてのキャリア
ガソリンや灯油を運搬するタンクローリーの運転手には、大型自動車免許に加えて乙4の資格が求められます。運送業界では乙4保有者の需要が高く、資格手当が支給される企業も少なくありません。
他の危険物資格へのステップアップ
乙4を取得すると、他の乙種(1〜3類、5〜6類)を受験する際に「法令」と「物理・化学」が免除されます。つまり、「性質・消火」の10問だけで他の類も取得できるのです。将来的に甲種を目指す際の足がかりにもなります。


Q. 乙4の試験勉強にはどんな教材がおすすめですか?
最もメジャーな教材は「乙種4類危険物取扱者テキスト&問題集」です。1冊で基本知識のインプットと問題演習ができるオールインワン型の教材が使いやすいでしょう。無料のWeb問題集や過去問アプリも充実しているので、スキマ時間を活用した学習にはスマホアプリの併用がおすすめです。
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Q. 乙4の試験は何時から始まりますか?
試験開始時間は会場や試験回によって異なりますが、午前の部は10時頃、午後の部は13時30分頃に開始するケースが多いです。正確な集合時間は受験票に記載されているので、届いたら必ず確認してください。遅刻すると入場できない場合があるため、30分前には会場に到着しておきましょう。
Q. CBT方式でも乙4を受験できますか?
はい、危険物取扱者試験でもCBT方式が導入されています。CBT試験では全国のテストセンターでパソコンを使って受験でき、日時の選択肢が広いのがメリットです。ただし、CBT方式の実施有無は都道府県によって異なるため、消防試験研究センターの公式サイトで確認してください。
まとめ
危険物取扱者乙4の試験は都道府県ごとに日程が異なり、東京都では年8〜10回、地方でも年2〜4回実施されています。申込は電子申請と書面申請の2通りがあり、受付期間は10日程度と短いため早めの確認が必要です。
受験資格に制限はなく、合格率は30〜40%と適切な学習で十分に合格を狙えるレベルです。まずは消防試験研究センターの公式サイトで自分の受験したい地域の試験日程を確認し、計画的に準備を進めていきましょう。
参考リンク:一般財団法人消防試験研究センター(公式サイト)
参考リンク:試験情報検索(消防試験研究センター)
参考リンク:危険物取扱者乙4試験の試験日スケジュール(CIC)
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